前回お話ししたように、先日S-Planar120mm F5.6 T*レンズを購入しましたので、ここでご紹介します。
前回お話ししたように、前玉も後玉もキレイで機械的にも問題ないという事という事で購入しましたが、外観についてはどんな状態か分からないまま購入したのでした。しかし届いてみてビックリ!フードの取り付け部にスレがあるくらいで、鏡胴はほとんどスレもなくてキレイ。全体的にかなり美品に入る部類の個体でした。本当は白鏡胴が欲しかったのですが、前回も書いた通り前玉のキレイな個体はかなり少ないようなのでこれで満足です。しかし写真家の渡部さとる氏の記事でモノクロで撮影するには、ちょっとじゃじゃ馬のようなレンズ、という事を見かけた事があります。これから撮影して検証していきたいと思います。
ということで、新旧の120mmを並べてみました。こうして見ると結構大きさが違うものですね。ちなみに「魅惑のハッセルブラッド図鑑」枻出版社で調べてみるとS-Planarが全長86.5mm、重さが640g、対角画角が36度、水平画角が26度、最短撮影距離は0.95m、最小絞りはF45とあります。対してCF マクロプラナー120mmは全長99mm、重さは695g、対角画角が37度、水平画角が25度、最短撮影距離は0.8m、最小絞りはF32となっていて、同じようなレンズでも結構違うものなんですね。
上の写真のように、2本ともT*コーティングがされているレンズなので、CレンズとCFレンズのT*撮り比べをこれからしてみようかな〜なんて思っています。
今回もヤフオクで購入したのですが、面白い事がありました。僕の名字は結構珍しく、今までの人生でも同じ名字の人とはほとんど出会う事がなかったのですが、今回お取引させていただいた方が同じ名字でビックリ!何となく運命じみたものを感じてしまいました。大事に使わせていただきます。
最後に500Cに取付けてみました。これがブラックボディだと銃器然とした佇まいになって、一層凛々しく見えるのに、と思ってしまいます。